雨、曇、雪、霜、霧

jiroken

2013年06月15日 18:47


ちなみに本日は雨です。寒いですね。出勤前の車の霜取りの回数が少しずつ増えて行きます。


車に搭載されている温度計が指した朝の気温は1度。って事は、街から1000メートルくらい上の山には雪が降っているのかなと思いきや、山は茶色いままでした。夕方にはうっすらと白くなってきたものの、ゲレンデをスッポリ包み込むほどの積雪にはまだまだですね。隣町のゲレンデは1つだけオープンしたらしいですね。

少し前になりますが、街にも雪が降ってすこしだけ積もりました。


午後には止んで、すっかり融けてしまったものの、明らかに冬が近くなったと実感した日でした。そうなると厄介なのが街の反応でして、今シーズンのゲレンデはすごい事になるんじゃないのかと騒ぎ出す輩が出てくるのです。いつもの事ながら学習能力がないなぁって思います。急に冷え込んで雪が降るのは、シーズン前の1コマにすぎません。たくさん降って欲しいですけどね。しかも、今年はオリンピック前のシーズンですから、世界中のスキーヤーやスノーボーダーも来るわけだから、みんな納得のいく調整で次の大会に臨んでもらいたいです。

あと1週間ほどで日本に帰省します。冷蔵庫の中身を片付けなくちゃいけないので、いろいろ考えながら献立を考えています。畑にも大根が3本くらい残っていたけど、食べきれないからそのままにしていきます。それと先月もらった鴨を料理しました。


上の写真はスコープというニュージーランドの原生種でして、あくまでもイメージです。調理したのは茶色い普通の鴨です。たぶんメスでしょうね。5月はダックシューティングのシーズンでして、以前から社長の息子から1羽もらう約束をしていました。そしてその日が来て、もらったのは良いけれど、なんと(水鳥拳)、撃たれたまんまでそのままグッタリとお陀仏した鴨さんでした。彼はニコニコしながら“羽むしった事ある?”だって。社長のオッサンも“お湯につければ大丈夫だから”だって。付け加えるように“すぐに触ったら熱いから気をつけるように”、というアドバイスをもらいました。家に持ち帰っても台所で作業するわけにも行かず、家の外でヘッドライトの明かりを頼りに、静まり返った住宅街で黙々と行われたのでした。鳥の毛って瞬間的に力を込めてあげれば案外簡単にむしり取れるものでして、首から下はあっと言う間に裸んボウズになりました。ただ、むしる瞬間にグッタリした首がグラングラン動いて、普段似たようなサイズの魚をさばくのとは明らかに違うものでした。その昔、一緒に住んでいたニュージーランド人がウサギを2羽もらってきて、それを1羽さばかしてもらった事があるのですが、ウサギの方が楽ですね。いずれも小型だからいいけれど、イノシシとか鹿になったら、果たしてさばけるのかな。それ用のナイフとか必要になりそうだから、そこまでは手を出さないことにしましょう。


胸肉と足は塩コショウとハーブで焼きました。思っていたほどの臭みも無くて美味しかったですね。散弾銃の玉が1個出てきました。体の部分はジックリ煮込んでスープにしました。こちらはちょっと臭みがあったけど、やっぱり美味しかったですね。煮込みすぎたためなのか、胴体から首にかけて、ほとんど骨しか残りませんでした。余すところ無くすべて頂きましたので、鴨も本望だとおもいます。

スープから引き上げられたその姿は、小学生の時に新聞で見た、日本の漁船がどこかの海で引き上げた正体不明のモンスターのようでもあり、アニメ映画に出てきた“巨神兵”のようでもありました。




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